地域情報

雑木林のみち「玉川・野火止コース」

多摩東部地域に残る雑木林を保全し、 この雑木林を中心とした武蔵野らしい風景をつづる道を、都民の憩いの場として積極的に活用することを目的として、多摩地域に全部で10カ所「雑木林のみち」が整備されています。そのうちの一つ、玉川・野火止コースを昨日(平成29年5月3日)散策して参りました!距離約6.28km、徒歩約95分です。

小平市・東大和市にまたがる自然豊かな遊歩道を是非一度楽しんでみて下さい!

起点へのアクセス

雑木林のみち「玉川・野火止めコース」起点
西武拝島線・多摩モノレール「玉川上水駅」下車。
南口ロータリーより線路沿いを東に徒歩7分(約477m)の所から始まります。スタートとゴールが同じ地点となります。ここより北側(つまり線路側)の道を東に向かいまずは東大和市駅を目指しましょう!

玉川・野火止コース起点

玉川上水駅から東大和市駅に向かって撮った写真。西側(左側)が西武拝島線の線路、右側が玉川上水緑道になります。雑木林のみち「玉川・野火止コース」は赤い矢印の方向に歩き始め最終的に水色の矢印に戻ってきます。

起点から東大和市駅までの区間

ではいよいよ雑木林のみちを進んでまいります。東大和市駅まで距離約1.25km、19分の道のりです。起点から西武拝島線の線路沿いにしばらく歩いてみましょう!入り口のところから少し歩くとトイレがあります。この先にも幾つかトイレがありますが、この道沿いにあるのはしばらく先になりますので、不安な人はここで準備をしましょう。
起点より東大和市駅までの区間

起点から最初のトイレ

途中たくさんの花が通る人の目を楽しませてくれます。
白いツツジ
綺麗な花

東大和市駅にだいぶ近づいた頃、灰皿の設置してあるベンチがあります!まだ出発して間もないのですが、一服いかがですか?駐輪場が目の前です。→2017年7月28日現在で灰皿設置場所の移動を確認しました。受動喫煙防止のためだそうです。ここからさらに西に設置されたため、東大和市駅そばにある喫煙場所とは言えなくなりました。
ベンチと灰皿

道なりに進むとやがて東大和市駅の改札出入り口に至ります。雑木林のみちは改札の南側にあり、改札を北に進むとロータリーがあり、駅前の繁華な雰囲気が広がります。BIG BOXやスケートセンターもあり、まさに東大和市の中心といえます。東大和市駅周辺の様子は「東大和市駅周辺の紹介」をご覧ください!
改札前をもう少し進むと青梅街道とぶつかりますので、横断歩道を渡ってその先北東方向に進んでいきます。
東大和市駅

東大和市駅からふれあい橋の先で南下し玉川上水に至るまでの区間

東大和市駅の先はしばらく北東に進み野火止め緑地に入ると今度は南東方向に進みます。途中「野火止橋」「ふれあい橋」を渡りその先で南下を始めます。小川緑地、小川大ケヤキを経て、大けやき道公園玉川上水緑道に入り、起点に向け西へと方向を転じます。距離約2.99km、徒歩45分の区間となりますが、幾つかわかりにくい場所があるので以下三つの区間に分けてご覧いただきましょう。
東大和市駅からふれあい橋・小川緑地・小川の大ケヤキを経て大けやき道公園まで

東大和市駅から野火止緑地入口までの区間

東大和市駅から野火止緑地まで距離約718m、徒歩11分の道のりです。この区間は東大和市向原の住宅地の中を通っているため雑木林という雰囲気ではありません。野火止用水の南側は小平市栄町です。東大和市駅から野火止め緑地までの区間
東大和市駅の東にある表札
東大和市駅東側の雑木林のみち
この先で西武拝島線の線路をくぐります。
野火止用水に沿って伸びる道
野火止用水の流れを眺めながら歩いていきましょう!たくさんの小魚が泳いでいますよ!
雑木林の道に咲く花
雑木林のみちに咲く花2
たくさんの花が咲いていました。色鮮やかですね~!
NO.1の区間終了

この区間はここまでです。すぐに触れる事のできる流れが、この先では深くなっていかにも川らしくなります。

野火止め緑地から野火止橋、ふれあい橋を渡り南下、西武拝島線を渡るまでの区間

野火止緑地の入り口には「雑木林のみち玉川・野火止コース」の看板が立っています。野火止緑地に入りしばらく南東方向に歩くと道路にぶつかるので、そこで横断歩道を渡ります。そしてさらにその先へ進むと「ふれあい橋」があるのでその橋を渡り対岸に移動します。
そこから東に少し歩いたら南下を始め、西武拝島線の線路に沿ってしばらく西に進むと踏切が見えてくるのでその踏切を渡るまでの距離約1.07km、約16分の道のりとなります。何度か方向を変えますので、それぞれ目印になる場所を覚えておいてください。
野火止め緑地からふれあい橋を渡った西側で南下、野火止公園

野火止緑地の入り口には「雑木林のみち玉川・野火止コース」NO.2の看板が掲げられていました。
NO.2とな・・・。と言う事はNO.1の看板もあったのでしょうね。
きっとどこかにあったのでしょうが私には見つけられませんでした。
雑木林のみち「玉川・野火止コース」NO.2
緑地内に入るとたくさんの木立が出迎えてくれます。ようやくにして雑木林のみちらしい雰囲気となりましたね。
眩しい新緑の中を歩くのはとても気持ちいいです。
野火止緑地

一つ目の目印である野火止橋までやってきました。
雑木林が一旦途切れ道路と交差します。その道路に架けられている橋を渡ります。
野火止橋
横断歩道を渡り、向う側の林の中に入っていきます。
野火止橋の横断歩道

ここからが「雑木林のみち玉川・野火止コースNo.3」のようです。
看板No.3
雑木林
雑木林の中に続く道。休日と言う事もあってたくさんの人が行き交います。
にこやかに挨拶を交わしながら進んでいくのが醍醐味です。

そうして林の中を進んでいくと次の目印である「ふれあい橋」に至ります。
さぁ、この橋を渡って野火止用水の反対岸(南側)に移動しましょう!
渡った後もほんのしばらく同じ方向(東)に進んで下さい。
南に伸びる細い道があるのでその道を南下していきます。
目印となるのは西武拝島線の線路です!線路に行き当たるまで歩きましょう!
ふれあい橋

線路に出たら今度は西(進行方向右)に曲がってください。来た方向に少し戻る感じです。すると次の目印「野火止公園」が見えてきます。
野火止公園
野火止公園内
野火止公園内には少し盛り上がった所から水が流れています。
この水はひょっとしたら野火止用水のような玉川上水からの分水なのでしょうか?
公園内にはトイレもありますので、ちょっと一休みしてもいいですね。

休まず進むならそれもよし。
公園を無造作に通り過ぎ西に向かってもうしばらく歩きます。
そうするとわりと大きな道路があって、そこに次の目印「踏切」があります。
進行方向から左(つまり南に)に曲がり踏切を渡るまでがここまでの区間です。

小川緑地から小川の大ケヤキを経て大けやき道公園に至る区間

西武拝島線の踏切を渡り小川緑地、小川の大ケヤキを経て玉川上水に至る距離約1.2km、徒歩18分の道のりです。小川緑地、大けやき公園の二か所にトイレがあります。
 野火止公園から小川緑地、小川の大ケヤキを経て玉川上水へ

西武拝島線の線路を南方向に行くと小川緑地が見えてきます。ちょうど消防署の目の前にある公園です。ここで横断歩道を渡り今度は東(進行方向左)へと向きを転じます。しばらく青梅街道を行くので、交通に気をつけましょう。そして交番の所でまた再び南進します。横断歩道を渡れば巨木が見えてきます!
小川緑地看板
小川緑地内

小川の大ケヤキは樹齢300年を超えるそうです。幹の胴回り6.5mもある小平市内最大のケヤキなんだとか。
小川の大ケヤキ
小川の大ケヤキ
なんとまぁ大きなケヤキの木でしょうね。一際大きなこの木を眺めたらさらに南へと歩を進めましょう!
そのまま南に進めば玉川上水に行き当たります。

さぁいよいよ玉川上水緑道です。あとは一本道、迷う事はないでしょう。
突き当りに大けやき道公園が見えてきす。小さな公園ですがトイレが整備されています。
大けやき道公園看板
大けやき道公園
玉川上水に隣接しており、もうすぐ裏が玉川上水緑道です。

大けやき道公園から小川橋までの玉川上水緑道を歩く区間

玉川上水を西に向かいます。玉川上水べりの木々の間を歩いていきます。距離は約1km、徒歩で15分ほどの道のりです。ちなみに東に向かうと西武国分寺線鷹の台駅に至ります。
大けやき道公園から小川橋まで

雑木林のみち玉川・野火止コースNO.8の看板です。途中4~7は見つけられませんでした。玉川上水と並走する分水の間の道を行きます。玉川上水緑道は四季を通じて様々な植物を楽しめ、5月初旬の今頃だと新緑がとても綺麗です。西武線とのアクセスも良く、駅を上手に利用すれば無理なく自分の体力に合った散策ができます。ここから西に向かえば西武拝島線東大和市駅が近く、以降玉川上水駅、武蔵砂川駅、西武立川駅、終点拝島駅に至るまでほぼ並行しています。東に進むと最寄りの鷹の台駅にアクセスできます。
雑木林のみち「玉川・野火止コース」NO.8看板
玉川上水緑道大けやき公園から
玉川上水緑道大けやき公園から2

しばらく歩くと見えてくる最初の橋は百石橋。平成28年3月に全線開通した、小平都市計画道路3・4・23号線の整備に伴い、玉川上水に架橋されたものです。五日市街道から青梅街道、新青梅街道へとほぼ南北に連絡する便利な道路が新設され、そこに架けられたのです。このあたりはその昔、開拓を経て、広がる一帯は地域で百石畑(ひゃっこくはた)と呼ばれていたそうです。そこで、その名残や面影がこの地域に受け継がれるよう想いを込め、「百石橋」と命名されたそうです。
百石橋
百石橋からの眺め

歩いていると緑道沿いの木に札がかかっています。
小平名木百選No.4
小平名木百選No.4ヤマザクラ
小平名木百選No.4
小平名木百選No.4コナラ
NO.4ヤマザクラがあって、さらに歩くとNO.3コナラがあって・・・名称が名木100選という。
つまり100本の名木が小平市内にあるんだろうなぁと思い調べてみました。

以下抜粋

「緑を守り、育てる意識を高めていただくとともに、まちの新たな魅力づくりを目的として「こだいら名木百選」を指定しました。
 すばらしい樹形の木、歴史や由緒のある木など、次の世代へ引き継いでいきたいと思う木を広く市民の皆様から募集し、有識者と市民で構成する「こだいら名木百選選定委員会」が選定を行った後、所有者の同意を得られた51件、約240本を市が「こだいら名木百選」として指定しました。」

なるほど・・・、
次代へと引き継いでいきたいという願いを込めて、小平市民の意見をもとに選んだわけですね。なんでも案内マップがあるそうですので、それをもとに名木を巡ってみるのも面白そうですね。100選ですが、250本というのがちょっと面白いですが(笑)

さて、先に進みます。次に見つかるのは歩行者や自転車がやっとすれ違う事ができような小さな橋「くぬぎ橋」です。近隣の人達やこの緑道を利用する人が対岸に渡るのに使うのでしょうね。この橋からの眺めを写真に収めるとさながら渓谷の様ですね。
くぬぎ橋
くぬぎ橋2
くぬぎ橋からの眺め

東小川橋は百石橋ができるまでは玉川上水を南北に繋ぐ抜け道として使われていました。便利な新道ができたので以前ほど使われなくなったのではないでしょうか。
東小川橋看板
東小川橋
東小川橋からの眺め

小川橋から終点までの区間

最後の区間となりました。終点まであとわずか。距離約1.04km、徒歩16分の道のりです。小川橋から北西に進み西武拝島線の線路横の道に合流します。
小川橋から終点まで

小川橋は立川通りにかかる橋で、画像右上の信号で二方向に分岐します。右手(北東)に行けば途中通過した小川緑地や小川の大ケヤキそばの交番に至ります。左手(北西)に行けば東大和市駅に至ります。距離にして約719m徒歩11分です。立川通りを南下すればその名の通り立川駅周辺に至ります。玉川上水の南岸を歩くと終点に辿り着けなくなりますので、北岸の遊歩道を歩きましょう。
小川橋
小川橋からの眺め
小川橋から西(玉川上水駅)方向の眺めです。

小川と小平の名称の由来

小川町や小平市の名称の由来は玉川上水そしてそこからの分水に深く関わっていた事が、今回散策してみてわかりました。

小川分水と新田開発

小川橋から玉川上水緑道を少し歩くと以下の掲示板が出てきます。玉川上水に並行して小川が流れているのですがこれは玉川上水からの分水(現在は新堀用水と言う)なのです。かつて玉川上水が開通した際に、この周辺で新田開発の機運が高まりました。新田開発に必要な水を玉川上水からの分水で引き込んだのですね。新田開発によってこの地域が発展を遂げたのでしょう。
小川分水看板

小川町の名称由来

こうした分水が流れ、つまり「小川」の流れる村と言う事で小川町になったのかも・・・・とふと思い調べてみました。
すると事実はちょっと違ったのですが、大変興味深い事がわかったのです。

当時多摩郡岸村(現在の武蔵村山市)の小川九郎兵衛さんという人達によってこの一帯が開発され、その名をとって「小川村」となったのだそうです。そして、そのまま小川町に名称が引き継がれ今に至るわけです。時は前後しますが、小川村を開発する約50年ほど前、現在の立川市砂川町一帯を開拓し砂川村を作った「村野三右衛門」が同じく岸村の出身であった事はとても興味深い事です。村が形成されるためにまず絶対に欠かせないのは農耕に使える豊富な水です。玉川上水開削以前にはある程度の集落はあったのでしょうが、それがまとまってより大きな単位である村にまでは発展しなかったのでしょう。小川村、砂川村をはじめとした武蔵野台地に次々と生まれた村は玉川上水とそこから分岐した幾つもの分水が育んだのです。砂川村誕生についてご興味があるかたは「立川北部の砂川村と玉川上水の関係」をご参照ください。
小川分水

小平市の名称由来

実はこの小川村と言う名称は小平市の命名にも影響を与えたそうです。つまり小川村の「小」と地形が平坦なところから「平」を組み合わせて小平となったとの事。そう考えると玉川上水が開通した事による新田開発と今の小平市とは歴史的に大きな関わりがあるという事なんですね。前述した百石橋命名の理由がここにきてしっくりときました。

こもれびの足湯

小川橋を出てしばらく行くと「西中島橋」という小さな橋があります。その橋を渡らず道沿いをそのまま行きます。すると何やら賑やかな雰囲気の施設が見えてきます。そこが「こもれびの足湯」となりまして、緑道沿いと正面道路沿いに計二箇所入口があります。そろそろ足の疲れもたまった頃、ちょっと寄り道して足の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。日中はたくさんの人達が足湯に浸かりながら楽しそうにおしゃべりをしているので、写真は早朝に撮りました。人がたくさんいる所ではさすがに人目がはばかられて写真など撮れませんよね(笑)入場無料なのが嬉しいです。近接する小平ゴミ焼却炉の熱で井戸から汲み上げた水を温めています。
西中島橋表札
西中島橋
西中島橋からの眺め
こもれびの足湯表札
こもれびの足湯
こもれびの足湯緑道沿い

薬用植物園

コースからは少し外れますが、小川橋から東大和市駅に向かって歩いていくと東京都薬用植物園があります。薬用植物の収集、栽培を行う他多種多様な植物も栽培していて、四季折々の草花を楽しめます。入園料は無料です。5月中旬に咲くケシの花は見ごたえがありますよ!特有の色合い、そして香り。
東京都薬用植物園表札
東京都薬用植物園

終点まで

こもれびの足湯を過ぎれば終点までほんのわずか。ゴミ焼却炉の大きな煙突を横目に木々の間を抜けていきます。ここまで歩いて来れば大分疲れたのではないでしょうか。いやへっちゃらさ、と言う方は、まだこの玉川上水まだまだ続きます。今度は西武拝島線の駅の区間を一つずつ延長してみましょう。歩き出した地点に戻りベンチで休憩でもいかがでしょう。
終点
終点です。
ベンチ
起点のベンチで休憩でもとってお帰り下さい。

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