地域情報

東大和市狭山緑地

狭山緑地は村山貯水池(多摩湖)の南にある16.3haの緑地です。北側を多摩湖周遊道路に面し、入口も幾つかあるので、お好みの経路で園内を散策するといいでしょう。トトロの森と呼ばれる狭山丘陵の一角にある自然豊か雰囲気が、癒しのひと時をもたらしてくれる事間違いなし!「フィールドアスレチック」もあり、休日には家族連れなどでにぎわいます。無料駐車場もありますが、台数に限りがあるため、場合によっては駐車できない事もあります。お出かけの際はお早めに出発する事をお勧めします。

狭山緑地の概要

東大和市の北部に位置し、自然豊かな狭山丘陵の一角を占めます。東京側の狭山丘陵には幾つもの自然公園があるのですが、この狭山緑地が他と異なるのは都立ではなく東大和市立であるという事です。東大和市内だと当緑地東側の割と近い所に「都立東大和公園」があって、東村山市にある「都立八国山緑地(はちこくやまりょくち)や「都立狭山公園」、武蔵村山市にある「都立中藤公園」、それから武蔵村山市から瑞穂郡瑞穂町にかけて広がる都内最大級の広さを誇る「都立野山北・六道山公園」とともに「東京都立狭山自然公園」を形成します。一方は市立、他方は都立という事になります。

とは言え、太古から人々が暮らしてきた自然豊かな雰囲気は他の都立公園にも引けを取らず、植物や昆虫類、鳥類などが身近に観察できる貴重な場所として、市民を始めとするたくさんの人々ににやすらぎを与えてくれます。

この緑地は土地所有者から土地を借用する方式で開園し、その後昭和60年度に都市計画緑地として都市計画決定し、用地の公有化を目指し事業を進めています。平成25年度末の供用面積は16.3ha、都市計画事業認可面責は14.6haとなっています。

青梅街道「郷土博物館入口」の交差点を北に向う道路の西側に緑地、東側にフィールドアスレチックがあります。駐車場はこの道を進むと突き当りの手前右手に見えてきます。

アクセス

東大和緑地アクセスマップ

狭山緑地へはバスを利用するか車でのアクセスとなります。バス停「八幡神社」と「郷土博物館入口」の信号が目印となります。尚、狭山緑地内に掲示してある案内板だと東口と西口だけが表記されていますが、これ以外にも入り口が何か所かあります。ここでは東口から園内に入る事を想定しております。

バスでのアクセス

  • 西武多摩湖線:武蔵大和駅からちょこバス(内回り)で八幡神社バス停まで約7分
  • 多摩モノレール:上北台駅からちょこバス(外回り)で八幡神社バス停まで約6分
  • 西武バス:イオンモール行き 八幡神社バス停を下車して徒歩10分程度
  • 都営バス:青梅車庫行きで八幡神社バス停を下車して徒歩10分程度

車でのアクセス

車でお越しの方は青梅街道「郷土資料館入口」の交差点を北に向かってください。途中東大和市郷土博物館、大和八幡幼稚園、八幡神社を左手(西側)に見て進むと、多摩湖周遊道路とぶつかるT字路の少し手前で右手(東側)に駐車場が見えます。12台しか停められないので、混雑時は利用できないでしょう。この駐車場を過ぎ、突き当りを右(東)に曲がると数台(4台程度)停められる駐車場がありますがそれにしても駐車できる台数には限りがあります。

東大和市郷土博物館外観

狭山緑地東口に向かう途中にある「東大和市郷土博物館」このまま坂道を登っていくと大和八幡幼稚園、八幡神社が進行方向左手に見えてきます。八幡神社の境内からも緑地内に入れますが、とりあえずそのまま坂を上っていくと駐車場が視界に入ってきます。

駐車場利用時間

4月から9月は、午前9時から午後5時15分、10月から3月は、午前9時から4時15分

狭山緑地内

狭山緑地内のマップ

狭山緑地には各所に案内板が立てられていて、現在地を確認する事ができます。雑木林の中を歩いていると今どこにいるのかわからなくなってしまうので、案内板を見つけたら必ずどこから来てどこへ向かおうとしているのかを確認してください。ちなみにこの案内図では南側にある鹿島神社から西口に向かう道の分岐路に赤丸で現在地が示されています。「都立東大和公園」では目的に応じて三つのエリアが分かれており、おすすめ観察コースが設定されていますが、当緑地ではそうしたエリア分けやコース設定はされていませんので、各自案内板を参考にしつつ自分のペースで緑地内を探索するといいでしょう。車で来られる方は東口より南下し、竹林広場、アカマツ広場、西口展望広場を経由し西口から多摩湖周遊道路に出て、そのまま通り沿いに東口方面に向かうと、1時間前後のコースとなります。以下私が勝手に作ったコースですが、ご参考までにご紹介いたします。

狭山丘陵時計回りコース

東口から時計回りに狭山緑地を一周します。東口からすぐに南に進みましょう。駐車場は狭山丘陵を上りきる少し手前であるため、まずは下ります。

駐車場から南下するエリア

狭山丘陵時計回りコース出発点マップ

緑地内に入るとすぐに分岐点があります。南西に進む赤の矢印は「コナラ広場」経由のルート、南に進むオレンジの矢印は八幡神社を参拝してから進むルートです。寺社仏閣巡りがお好きな方はこちらへどぞ。八幡神社は東やまと20景にも選ばれているので、私のおすすめです。赤かオレンジの矢印に従って進みましょう!

コナラ広場表札

赤のルートを辿る場合このコナラ広場を目印にして下さい。下り始めたらすぐ右、そしてまたすぐ左という感じにクランクして進みます。

コナラ広場の景色

まだ出発したばかりですので、まだ休むには早いですね。この広場でまた分岐しますので、進行方向左の園路を選んで進みましょう!ここまでが赤の矢印でした。

八幡神社外観

オレンジの矢印を行くとやがて八幡神社の裏手に出ます。園路がそのまま八幡神社の境内へと続いているのですが、狭い道ですからうっかりしてると見過ごしてしまいます。これから本格的に歩く前にお参りしましょう!ここで八幡神社についてご紹介します。

奈良橋八幡神社

東大和市役所のホームページに解説がありましたので以下抜粋

「神社明細帳には、創立年暦不詳、太古より鎮守と公称し、天正3(1575)年に再興、とあります。
 狭山緑地東側の入口の、森林の中にあり、昔ながらの面影を残しています。神社入口の階段のわきにあった樹齢270年の杉の大木の根が、本殿の横に置かれています。
 近くに市史跡の八幡谷戸遺跡があり、その出土品は市指定文化財(市重宝)に指定されています。」

太古の昔では人々が住める環境と言うものが限られていました。すなわち、湧水など飲み水が確保できるという事が絶対条件だったのです。そうした事から、旧石器時代や縄文時代、そして弥生時代の遺跡は山や丘、あるいは河岸段丘周辺で見つかる事が多いのです。かく言う、奈良橋八幡神社の境内と周辺からは縄文時代の住居跡(八幡谷戸遺跡)が見つかっています。また、社殿裏の敷地からは旧石器時代の遺跡が見つかっております。

ご祭神
  • 譽田別命(ほんだわけのみこと)・・・武運の神八幡神。鎮護国家・仏教守護の神として全国のお寺に勧請された。
  • 大山祇命(おおやまずみのみこと)・・・山・海を守護する神で、武門の守護神、酒造りの祖神でもあります。愛媛県今治市にある大山祇神社が総本山。
  • 大山咋命(おおやまくひのみこと)・・・日吉神社が祀る神。滋賀県大津市坂本にある山王総本宮日吉大社が総本社。方除け・厄除け・縁結び・家内安全・夫婦和合・商売繁盛等。
  • 素盞鳴命(すさのおのみこと)・・・八坂神社の御祭神。厄除けの神様として知られます。
  • 建御名方命(たけみなかたのみこと)・・・諏訪神社の御祭神であり、軍神として信仰されたほか、農耕神・狩猟神としても信仰されました。また風の神ともされ、元寇の際には諏訪の神が神風を起こしたとする伝承もあるそうです。
  • 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・・・全国に約500社ある厳島神社の御祭神。広島県廿日市市の厳島(宮島)に総本社があります。水辺の神、神仏習合によって弁天様と同一視されるようになりました。
  • 天照坐皇大御神(あまてらすおおみかみ)・・・神明社の御祭神。伊勢神宮を総本社とし、皇室の祖神にして、日本国民の総氏神でもあります。
概要
  • 住所:東京都東大和市奈良橋1-256
  • TEL:042-561-4433
  • 例祭日:9月15日
拝殿
八幡神社拝殿の写真

表参道の正面にあります。拝殿は神官が祭典を執行したり,参拝者が拝礼したりするための建物です。設置されたお賽銭箱にお賽銭を入れて「二拝二拍手一拝」をしてお参りします。

本殿
八幡神社本殿の写真

拝殿の奥に神様がいらっしゃる本殿があります。

魔よけの狛犬
狛犬
拝殿・本殿の前には魔よけとして佇む狛犬達。

八幡神社は「東やまと20景」に選ばれております。狭山緑地も同じく選ばれていますから、ここを散策すると、労せず二箇所訪れる事ができるわけですね。
杉の根株

かつてそびえ立っていた杉の大木の根株

かつて参道入り口には二本の杉の大木があったそうです。これはそのうちの向かって右側にそびえ立っていた推定270年の樹齢を持つ杉の根株を保存したものです。

八幡神社より再び緑地内に戻り、園路より写した八幡幼稚園。幼児たちの元気な声が木立の中にこだましていました。園路を進むと時々分岐しますが、そうした場所には行き先を告げる矢印が立てられています。赤のルートとオレンジのルートが合流して、今度は西(または南西)に向かいます。

竹林広場を経て中央部を北上するエリア

竹林広場を経て中央部を北上するエリアのマップ

園路を南西に進むとやがて竹林広場に至ります。そこから木道がしばらく続くので、木道沿いに進みましょう。所々破損しているので、慎重に進んで下さい。園内案内図だと中央付近にある休憩広場と書かれている場所ですが、現地には「竹林広場」の表札が立てられています。

竹林広場はその名称の通り、見事な竹林の目の前にあります。園内他のエリアとは異なる景色が望めるエリア。天高くそびえる姿は見事です!

竹林広場と竹林の様子を写した画像

竹林沿いに伸びる園路。竹林へは入れません。

天に向かって真っすぐ伸びる竹

結構立派な竹林です。大切に保護されているようでした。ここで園路が交差しますので、交差点を西に向かいます。するとその先は木製の遊歩道になります。

狭山緑地内木製園路

しばらくこの木道に沿って進めましょう。右に左に、上ったり下ったりしながら緑地西側へと進んでいきます。

痛んだ木製園路

ご覧の通り少々傷んでおります。ひょっとすると床が抜けてしまうかもしれませんので、慎重に進みましょう!所々には「走るなキケン」の札もかかっています。ドタバタと走ってはいけませんよ!

補修された木製園路

こうしてしっかりと補修されているか所もあれば・・・

通行禁止の木製道

もうここは歩いちゃいけません!という風にコーンで囲われているか所もありまして・・・。
何しろ慌てず、走らず進みましょう。ここなんかはその後補修されているかもしれません。こういう所では、を通り抜けていきます。階段などはちょっと怖かったので、こうした囲いのない場所も木道脇を歩いていきました。

緑地内を見渡した画像

後ろを振り返ると、今さっき通ってきた木道が林の中に続いていました。静寂に包まれた雑木林はまさに癒しの空間です。

西口を出て多摩湖周遊道路で出発地点に戻るエリア

西口を出て多摩湖周遊道路で出発地点に戻るエリアマップ

木道で狭山緑地の中央部を進み、「アカマツ広場」、「展望広場」を経て西口より園外へ出ます。あとは多摩湖周遊道路でゴールの東口まで進めばゴール。途中、木道が終わるところで厳島神社に寄ってみるのもいいでしょう。

アカマツ広場の景色

アカマツ広場はアップダウンのあるところにあるので、ちょっとしんどいなぁと感じた人はこちらで一休みして下さい。もうあと一踏ん張りですよ~!

「アカマツ」は狭山丘陵の緑地や都立公園などで割とよく見かけます。東大和公園ではこのアカマツに集まる「ハルゼミ」という貴重なセミが生息していましたが、ここにもいるのでしょうか。松枯れ病などの影響でだいぶん減ってしまったようです。

狭山緑地木道最後の下り

アカマツ広場を通り過ぎ、木道最後の下りです。ここを下りきった所で園路は二股に分かれます。進行方向左(南東方向)に向かうと厳島神社です。ここからお参りをする場合いきなり本殿及び拝殿となります。鳥居は斜面及び階段の下です。

厳島神社本殿及び拝殿の写真

写真左側が本殿。拝殿はその右隣りです。人気はなく、この時は私の他にはどなたもいらっしゃいませんでした。もうお参りできるのですが、それだと味気ないので一旦下まで下りてみます。

厳島神社の鳥居の様子

駐車場の脇にこじんまりとした鳥居がありました。青梅街道から車で来れますが、道は狭いです。参道はほぼ階段ですが、それほど段数はありません。それにしてもどうしてここに厳島神社があるのか不思議です。近隣の地図を見ると近隣東側がえぐられたように開発され住宅地があります。

恐らくここは谷戸だったのではないでしょうか。谷戸と言うのは丘陵地が水で削られてできた谷のようなもの。昔の人達は谷戸に流れる水を利用して田んぼを作ったりしていました。武蔵村山市にある古民家園に行けばこうした谷戸での暮らしの様子がよくわかります。谷戸の奥から水が流れ込み、そのまま田に引き込みます。家屋敷はその下流部に設けて、周辺を果樹園や畑にする。そんな当時の様子が目に浮かんできます。

その後時代と共に生活体系も変化し、やがて田んぼや畑をつぶして住宅地になっていったのでしょう。けれども当時は水の豊かな土地柄であり、そうした経緯の元厳島神社が勧請されたのでしょう。

厳島神社の階段

階段の途中にある祠は境内社でしょうか。もうあと少し登ればさきほどの拝殿と本殿です。ではお参りをしてさきほどの分岐点まで戻ります。分岐点には三方向を示す標識があります。東口広場、西口広場、厳島神社をそれぞれ指し示しているので、ここでは西口広場方面へ。ただ、すぐにまた二股に分かれるので「外側、外側」という意識で進路をとります。

展望広場からの眺望

さあ展望広場に着きました。丘から見下ろす東大和市の街並みをご覧ください。テーブルとイスも用意してありますので景色を眺めながらお弁当を食べるにもうってつけです。西口からすぐなので、ひょいと遊びに来てここで昼食というのもいいでしょうね。

西口広場画像

狭山緑地北西端付近にある西口広場。目の前が出口です。ここで緑地を出る事にします。林の中を引き返したいという方はここでぐる~~っと鋭角にターンすれば先ほどの厳島神社と東口方面の分岐に戻ります。ここまで歩いてない部分がこの道以外にもありますので、そこを通るようなルートを考えてみましょう!

西口広場のトイレ

西口広場にあるトイレ。ここを出ると車道になりますので車の通行に十分に気を付けてください。

多摩湖周遊道路の写真

これは多摩湖周遊道路です。歩道は片側にしかありませんので、道路を渡って歩道に入りましょう。時々車が通りますのでご注意ください!結構スピード出す車もありますのでくれぐれも慎重に通行してください。歩道に入れば一安心。多摩湖周遊道路を東に向います。道なりに進むと東口に至ります。

狭山緑地の管理事務所の外観

多摩湖周遊道路をしばらく歩くとプレハブの建物が見えてきます。ここが狭山緑地の管理事務所。管理事務所にはトイレもありますよ~!この事務所のすぐ東側(画面向って左側)が東口広場です。ここまで約1時間。お疲れ様でした。ここで休憩でもして、バスの方は時間を調整してください。車で来られた方は駐車場は道路を渡った目の前です。

東やまと20景の看板

東口広場にある東やまと20景標識。市立狭山緑地は「東やまと20景」に選ばれています。以下抜粋

「狭山丘陵の一角を占める緑地で、土地所有者から土地を借用する方式で開園しました。緑地内には、狭山丘陵の自然を生かした木道や園路が、約1,500mにわたり整備され、散策できるようになっています。また、フィールドアスレチックもあり、休日には家族連れなどでにぎわっています。市では、少しずつ公有地化するよう事業をすすめています。」

東やまと20景

人と自然が調和した生活文化都市を目指す東大和市が、市民にまちを再発見もらうために、東大和市内の残しておきたい景観を市民に選んでもらったものです。

市役所と市民広場、都立東大和南公園、東大和市駅前広場、東大和市駅前広場、野火止用水、上仲原公園、けやき通り、三光院、多摩湖、多摩湖サイクリングロード、多摩湖橋と上貯水池、豊鹿島神社、市立狭山緑地、八幡神社、雲性寺、二ツ池公園周辺、都立東大和公園、円乗院、戸長役場跡と高木神社、一中の桜、一小のいちょうの20か所です。

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